書誌詳細情報
藍(あい)
地域資源を活かす 生活工芸双書

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地域資源を活かす 生活工芸双書
藍(あい)
この本のジャンル
解説
タデアイの植物特性、品種と栽培法、利用の歴史では阿波藍の歴史と製法を解明し、すくもの伝統技法を写真で紹介。ブドウ糖建てによる染料づくり、生葉、煮出し、たたき染め、ウール染め、型染めのほか重ね染も。
著者
吉原均(よしはらひとし/徳島県立農林水産総合技術支援センター)、山崎和樹(やまざきかずき、草木工房草木染研究所柿生工房主宰)、川西和男(かわにしかずお/徳島県立城西高等学校)
解説(詳細)
インド藍、琉球藍との対比でタデアイの植物特性、品種と栽培法を収録。利用の歴史では、とりわけ染料としての阿波藍の製法を解明し歴史に及ぶ。浴衣や帯に使われた「型染め」技法を紹介しつつ、発酵建て以外のブドウ糖建て、生葉染、煮出し染め、たたき染め、沈殿藍によるウール染めを紹介。藍をベースにした各種重ね染めの色味も紹介。「顔料」としての利用ではクレヨン、藍墨などへの可能性にも言及し課題と展望をひらく。
【地域資源を活かす 生活工芸双書 既刊分】
「桐(きり)」
「漆(うるし)1 漆掻きと漆エ ウルシ利用」
「楮(こうぞ)・三椏(みつまた)」
「苧(からむし)」
「萱(かや)」
「竹(たけ)」
「棉(わた)」
「大麻(あさ)」