書誌詳細情報
漆(うるし)2植物特性と最新植栽技術
地域資源を活かす 生活工芸双書

書誌詳細情報
地域資源を活かす 生活工芸双書
漆(うるし)2植物特性と最新植栽技術
この本のジャンル
解説
文化庁が文化財修復に使う漆液を国産のものにするという方針を確立してから、国内産ウルシの増産がもとめられている。植栽研究での課題は実生の場合の10数%という低い発芽率、漆液の豊産型の優良系統の選抜育成などである。
本書ではこうした課題に取り組んできた森林総研を中心とする研究プロジェクトの最新成果を集成して収録。また、利用面では漆液のナノレベルまでの微粒子化によるナノウルシ研究(おもに明治大学理工学部)の成果やウルシ材に含まれるポリフェノールに優れた染色性があることに注目した漆染めを収録。
著者
《監修・執筆者》
田端雅進:国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所
橋田光:国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所森林資源化学研究領域
《執筆者》
船田良:東京農工大学大学院環境資源科学科 教授
渡辺敦史:九州大学農学部 生物資源環境学科 准教授
ほか