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「孫たちは帰らない」けれど

それでも「ふるさと」
失われた「ふるさと」を求めて

書誌詳細情報

それでも「ふるさと」

「孫たちは帰らない」けれど

失われた「ふるさと」を求めて

著者 豊田直巳 写真・文

定価 2,160円 (税込)

ISBNコード 9784540171895

発行日 2018/02

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 AB 32ページ

在庫 あり

この本のジャンル

著者

豊田直巳(とよだ・なおみ)フォトジャーナリスト。1956年、静岡県生まれ。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。長年にわたり、イラクやパレスチナなどの紛争地を取材。チェルノブイリの取材経験をもとに、近年(東日本大震災後)は福島(飯館村)を中心に取材活動を継続し、映画製作にも取り組む。著書:『子どもたちが生きる世界はいま』(七つ森書館)、『戦争を止めたい』(岩波ジュニア新書)、『福島を生きる人々』『福島 原発震災のまち』(岩波書店)、『フクシマ元年』(毎日新聞社)など。映画:『奪われた村-避難5年目の飯館村民-』『遺言〜原発さえなければ』。

解説(詳細)

自然の恵みゆたかな、福島県北東部の高原の村-飯舘村から車で1時間ほど山を下った伊達市にある仮設住宅に、おばあちゃんたちは暮らしています。
放射能にふるさとの村を追われたのです。
村では広い敷地に何世代も住んでいましたが、ここは村の1軒分ほどの敷地に、約100軒もの仮設住宅が建ち並んでいます。
長屋形式で、板で仕切っただけの部屋では、「テレビの音がうるさい」といった不満も……。
でも、仮設住宅の暮らしに慣れるにつれて、近所付き合いも生まれ、友だちもでき、ここは「第二のふるさと」になってきました。
その一方で、春の山菜や秋のキノコ、一年中、いのちをつないでくれた味噌など、自然の恵みに生かされた村、「帰りたい村」への思いもつのります。
そして、避難から6年、避難指示は解除され、仮設住宅から出ていく日が近づいています。
おばあちゃんたちは、いま、「二つのふるさと」の間でゆれています。

【関連書籍】
「「牛が消えた村」で種をまく」
「「負けてられねぇ」と今日も畑に」

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