書誌詳細情報
伝え継ぐ日本の家庭料理 全16冊 ★2017年11月より発行・年4冊

書誌詳細情報
伝え継ぐ日本の家庭料理 全16冊 ★2017年11月より発行・年4冊
この本のジャンル
解説
【この本の特徴】
・日本各地で昭和35〜45年の食生活を聞き書きして選ばれた料理で、家庭でつくれるレシピばかりです。(各巻・約90、全巻1400のレシピ)
・料理のいわれ、地域の歴史や風土など、聞き書きしたお年寄りの話も掲載!
読みものとしてもおもしろく、テーマごとに全国を俯瞰して料理の比較ができます。
目次
伝え継ぐ 日本の家庭料理 構成(◇は既刊)
配本予定順
◇すし ちらしずし・巻きずし・押しずしなど (発売中)
◇肉・豆腐・麩のおかず (発売中)
◇小麦・いも・豆のおやつ (発売中)
◇魚のおかず いわし・さばなど (発売中)
◇野菜のおかず 秋から冬 (発売中)
◇炊きこみご飯・おにぎり (発売中)
◇米のおやつともち
◇漬物・佃煮・なめ味噌 (発売中)
◇汁もの(発売中)
◇そば・うどん・粉もの(発売中)
◇魚のおかず 地魚・貝・川魚など(発売中)
◇どんぶり・雑炊・おこわ (発売中)
◇年取りと正月の料理 (発売中)
野菜のおかず 春から夏 (2021年2月)
いも・豆・海藻のおかず (2021年5月)
四季の行事食 (2021年8月)
(書名は変更になることもあります)
解説(詳細)
■刊行のことば
「伝え継ぐ 日本の家庭料理」出版にあたって
一般社団法人 日本調理科学会では、2000年度以来、「調理文化の地域性と調理科学」をテーマにした特別研究に取り組んできました。2012年度からは「次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理」の全国的な調査研究をしています。この研究では地域に残されている特徴ある家庭料理を、聞き書き調査により地域の暮らしの背景とともに記録しています。
こうした研究の蓄積を活かし、「伝え継ぐ 日本の家庭料理」の刊行を企図しました。全国に著作委員会を設置し、都道府県ごとに40品の次世代に伝え継ぎたい家庭料理を選びました。その基準は次の2点です。
1.およそ昭和35年から45年までに地域に定着していた家庭料理
2.地域の人々が次の世代以降もつくってほしい、食べてほしいと願っている料理
そうして全国から約1900品の料理が集まりました。それを、「すし」「野菜のおかず」「行事食」といった16のテーマに分類して刊行するのが本シリーズです。日本の食文化の多様性を一覧でき、かつ、実際につくることができるレシピにして記録していきます。ただし、紙幅の関係で掲載しきれない料理もあるため、別途データベースの形ですべての料理の情報をさまざまな角度から検索し、家庭や職場、研究等の場面で利用できるようにする予定です。
日本全国47都道府県、それぞれの地域に伝わる家庭料理の味を、つくり方とともに聞き書きした内容も記録することは、地域の味を共有し、次世代に伝え継いでいくことにつながる大切な作業と思っています。読者の皆さんが各地域ごとの歴史や生活習慣にも思いをはせ、それらと密接に関わっている食文化の形成に対する共通認識のようなものが生まれることも期待してやみません。
日本調理科学会は2017年に創立50周年を迎えました。本シリーズを創立50周年記念事業の一つとして刊行することが日本の食文化の伝承の一助になれば、調査に関わった著作委員はもちろんのこと、学会として望外の喜びとするところです。
2017年9月1日
一般社団法人 日本調理科学会 会長 香西みどり
■特集ページはこちらです。
「伝え継ぐ 日本の家庭料理」
■詳細チラシはこちら
*刊行ごとの都度払いとなります。(郵便局・CVS(コンビニ)で使える払い込み用紙を同封、または登録の口座より引落し)
*一括前払いをご希望の方はご連絡ください。
農文協 田舎の本屋さん事務局 TEL03-6459-1131 FAX03-3585-3668
(電話は、平日9:00〜17:00まで)
【関連書籍】
既刊
■「すし ちらしずし・巻きずし・押しずし など」
■「肉・豆腐・麩のおかず」
コメント
★2017年11月4日より発行・年4冊(2,5,8,11月)発行