書誌詳細情報
心の健康を育むブレインジム

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心の健康を育むブレインジム
この本のジャンル
解説
心の不調の治療は、医療者と患者(家族も含む)の二人三脚で行なわれるもので、医療者の治療に頼るだけでなく、患者自らが自己治癒力を引き出す努力をすることが大切。これが、本書の基本的な視点である。そのうえで、患者自身が「どうなりたいか」自分の頭で考え、その方向に向けて努力することが必要である。その努力の一つとして、最近さまざまなセルフケアが注目されている。本書は、そのセルフケアの一つであるブレインジムの技法について、具体的に実行できるような知識を伝えていく。
著者
五十嵐 郁代(いがらし いくよ) 1953年に岡山市に生まれる。1975年、広島大学医学部薬学科卒業後、いろいろな精神科の医院で調剤業務に携わるなかで、服薬によってよくならない患者さんへの対応に悩み、各種の精神療法を研究。2007年から山形市のヒッポメンタルクリニックに勤務し、2009年にブレインジムインストラクター資格を取得。現在は、パートナーの五十嵐善雄氏とともに、心理臨床に携わっている。
分担執筆:こころのりんしょうアラカルト 30‐4 <特集 ブレインジム>、星和書店
監訳:トラウマからの回復―ブレインジムの動きがもたらすリカバリー、星和書店
目次
第1章 心の調子について考える
第2章 心の不調を抱える方の通院治療のポイント
第3章 心とからだ、心と心を繋げるブレインジム
第4章 ブレインジムが役立った事例――診療記録から
第5章 ブレインジムの効果をあげるポイント
第6章 さまざまな職場のブレインジム使用体験
解説(詳細)
【関連書籍】
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