書誌詳細情報
柿づくし

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柿づくし
この本のジャンル
解説
柿産地の研究者が教える、柿の効用と利用法の本。のどや歯茎の調子をととのえ、ノロウイルスなどの撃退に役立つ柿渋を2週間で作るスピード製法をはじめ、料理のつまものに使える柿の紅葉の保存法や、失敗しない渋抜きのやり方、カビない干し柿、ハエやカビを出さない柿酢、渋くない柿ジャムの作り方までていねいに解説。身近な柿の加工、保存、調理がまるごとわかる本。
著者
M崎貞弘(はまさきさだひろ)。奈良県農業研究開発センター加工科の研究員。奈良県の職員としてこれまで、柿タンニンの高速抽出技術や、柿紅葉の長期保存技術を開発。2013年には柿渋のシンポジウムを主催。NHKの情報番組「あさイチ」にも出演するなど、柿の魅力、とくに柿タンニンのパワーを産地からアピールしている
目次
●パート1 柿の魅力は渋味にあり――渋いはいいことだらけ
ほかの果物にない、柿だけの渋味
ニオイ対策、歯茎の健康、のどの痛みに
果実に含まれる柿タンニンのおかげ
柿タンニンの力とは
古くから知られていた柿渋の効果
●パート2 柿渋――圧力鍋で手軽に作ろう
柿渋作りの基本――伝統製法
発酵させないで二週間足らずで作る
だれでも簡単! 圧力鍋で柿渋作り
柿渋染めのやり方
●パート3 柿の実――甘い柿を楽しむ
柿の甘渋
渋抜きの方法
柿の料理
柿の効能
柿の加工利用
柿酢の作り方
柿ジャムの作り方
●パート4 干し柿――カビを生やさず保存
干し柿の魅力
干し柿の種類と品種
カビを防ぐコツ
誰でも失敗しない干し柿の作り方
干し柿の加工
身体に効く干し柿
●パート5 柿の葉――見て、飲んで楽しむ
手の平ほどの大きな葉が色つややかに紅葉する
柿の葉の機能性成分
柿の葉茶の作り方
柿の紅葉を長く楽しむ方法
解説(詳細)
【関連書籍】
「農家が教える 加工・保存・貯蔵の知恵」
「農家が教える 手づくり加工・保存の知恵と技」
「農家が教えるわが家の農産加工」
「人気農家レストランが教える 四季の料理 保存のワザ」
「農家が教える もち百珍」
「農家が教える 梅づくし」
読者カード
■奈良新聞2016/7/15 とことん柿づくし - 本出版で魅力紹介/柿博士 浜崎さん。 「柿博士」として知られる県農業研究開発センターの総括研究員、浜崎貞弘さん(51)が奈良の柿の魅力を語り尽くした単行本「柿づくし」刊行。