書誌詳細情報
ともに豊かになる有機農業の村-中国江南・戴庄村(タイショウソン)の実践

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ともに豊かになる有機農業の村-中国江南・戴庄村(タイショウソン)の実践
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解説
本書が取り上げる句容市・戴庄村の実践は、「戴庄村方式」と命名され、中国全人代で報告されるとともに、習近平主席以下、国・省の主要幹部も視察し、“農村建設での画期的な実践"と高い評価をうけている。この実践の指導者・趙亜夫氏は、日本に学び『現代農業』を熟読しながら、農家技術や農業協同組合の機能・事業を学び、中国で「みんなが豊かに、農業で豊かに」を実現する村づくりに取り組んだもの。この村に、二人の日本人研究者が入り、土・作物・家畜を見、農家と語り村指導者とのヒアリングを重ね、戴庄村の村づくりを活写する。
目次
序 章 中国江南・有機農業の里 戴庄村―貧しさから豊かさへの15年
第1章 戴庄村 有機農業の展開と現在
第2章 地域農業としての戴庄村有機農業へ
第3章 地域づくりのモデルとしての「戴庄村方式」―その可能性と課題
第4章 「ともに幸福になる」地域づくりに向けて
附 章 趙亜夫氏へのインタビュー
「農家の技術」と「協同のしくみ」の日中交流 その足取り―「あとがき」にかえて
解説(詳細)
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