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書誌詳細情報

ご飯が食べられなくなったらどうしますか?
永源寺の地域まるごとケア
著者 花戸貴司
國森康弘 写真

定価 1,944円 (税込)
ISBNコード 9784540142499
発行日 2015/03
出版 農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数 A5 220ページ
在庫 あり
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この本のジャンル:

解説

「死なないための医療」にしがみつくのではなく、「自分らしく死ぬ」ために、患者自身がどのような医療を選ぶかが、最近、注目されている。著者は、この選択を堅苦しく、深刻に迫るのではなく、「ご飯が食べられなくなったらどうしますか?」と、日常の会話のなかで、ごく自然に患者に問いかける。その問いかけを受けて、永源寺のお年寄りが自分らしく死ぬために、どう医療を選び、どう生活し、どう人と付き合ったかを、患者自身の生活風景として描いていく。さらに、その生活風景を、写真の力を借りて、読者の目に浮かぶように表現。

著者

文・花戸貴司 
1970年、滋賀県長浜市生まれ。1995年に自治医科大学を卒業後、湖北総合病院小児科に勤務。2000年に東近江市永源寺診療所に赴任。現在、永源寺診療所所長。
写真・國森康弘 
1974年生まれ。京都大学経済学研究科修士課程修了、神戸新聞記者を経てイラク戦争を機に独立。紛争地や経済貧困地域での取材を重ねてきた。

目次

第一章 病気が治らなくても元気に暮らす人たち
 永源寺診療所の一日
 重度の認知症でもあたりまえに生活するタエさん
 進行がんの弘一さんは魚釣りの毎日
 認知症で幻覚のあるトラさんは、「このままそっとね」
 四歳のてっちゃんは、ひいおばあちゃんの最期をおぼえていた
 永源寺は全国よりも一〇年進んだ地域

第二章 なぜ自分らしい死を迎えられるのか?
 大病院ではできないことが地域ならできる
 私が白衣を脱いだわけ
 死を通して子どもたちへ伝える
 認知症になっても安心して暮らせる地域に
 「早く死にたい」という言葉の意味
 地域の子どもは地域の皆で育てる
 笑って人生を終えるために
 暮らしのなかにある「いのちの授業」
 「元気に老いる」ということ
 「お互いさま」で支えあう暮らし
 畑に行ける楽しみが最高のリハビリ
 最期までいつもと同じように

第三章 住み慣れた家で最期を迎えるために
 幻の名医よりも、近くのかかりつけ医
 ご近所さんも介護チームの一員
 病院と在宅ケアをつなぐMSWという仕事
 治療の限界を認めた総合病院の先生
 病と生きる人生に寄り添うケアマネージャー
 薬剤師さんが薬の飲み忘れを解決してくれた
 クラスメートがサポーター
 ヘルパーさんは縁の下の力持ち
 お坊さんの存在
 地域になくてはならないボランティア
 在宅ケアを支えてくれる訪問看護師さん
 地域の皆で支える「命のバトン」リレー

第四章 永源寺の「地域包括ケア」の歩み
 永源寺は日本の未来図
 小串輝男先生との出会い
 三方よし研究会の始まり
 永源寺地域における地域包括ケア
 農村部と都市部の地域包括ケアの違い
 これから医療・介護を受けられる方に必要なこと
 今、皆さんに伝えたい

現世で病気を生きる人を扱った絵本 小串輝男

解説(詳細)

【関連書籍】
「いのちつぐ「みとりびと」全4巻」
「いのちつぐ「みとりびと」 第2集 全4巻」

読者カード

■メディア情報
【記事】教育医事新聞2015年3月25日号「看取りでいのちの大切さ知る」著者インタビュー
【書評】産経新聞2015年3月29日「家で看取られるためには」佐藤好美論説委員 「記事はこちら」
【論説】朝日新聞2015年4月10日「人生の終わり方を考える」社会保障社説担当・友野賀世論説委員 「記事はこちら」
【書評】北海道新聞2015年4月12日 「この本は「死」と向き合い、自分が望む最期を迎えるための道標として読むことが出来る。名寄市風連国保診療所所長・松田好人先生 「記事はこちら」
【記事】滋賀報知新聞2015年4月14日「地域まるごとケアを考える 花戸氏が永源寺地区の活動を著書に」「記事はこちら」
【記事】中日新聞・東京新聞2015年4月22日 中山間地で在宅みとり-医療は地域づくりの視点必要・林勝記者
「記事はこちら」
【記事】読売新聞2015年4月26日「最期は自宅で」エピソード紹介
【書評】社会新報2015年10月14日「住んでいる地域で互助を蓄えよう」