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内山節著作集7 続・哲学の冒険
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内山節著作集7 続・哲学の冒険
この本のジャンル
目次
著者解題 群衆として生きることへの問い
*
第1章 現代の人間たち
第2章 過渡期の人間
第3章 歴史のなかの哲学
第4章 哲学が解体されるとき
第5章 科学からの自由を求めて
第6章 存在のなかの哲学をめざして
第7章 近代批判の哲学
第8章 関係としての世界
第9章 新しい哲学の課題
第10章 哲学の冒険をつづけて
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月曜の手紙
解説(詳細)
著者の高校時代は、豊かな消費社会が築かれるとともに、群衆として生きるという人間性喪失への不安感が漂う時代でもあった。そこで生きることの意味を問う高校生の思索の軌跡をたどることで、一九六〇年代後半における哲学史-精神史を再構成した思想的自伝。一九九九年から二〇〇一年にかけて『エコノミスト』に連載した読書ノート「月曜の手紙」をあわせて収録。