書誌詳細情報
内山節著作集4 哲学の冒険

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内山節著作集4 哲学の冒険
この本のジャンル
著者
うちやま・たかし 1950年、東京生まれ。哲学者。『労働過程論ノート』(1976年、田畑書店)で哲学・評論界に登場。1970年代から東京と群馬県上野村を往復して暮らす。趣味の釣りをとおして、川、山と村、そこでの労働のあり方についての論考を展開、『山里の釣りから』(1980年、日本経済評論社)に平明な文体で結実する。そこでの自然哲学や時間論、森と人間の営みの考察が『自然と人間の哲学』(1988年、岩波書店)『時間についての十二章』(1993年、同)『森にかよう道』(1994年、新潮社)などで展開された。NPO法人・森づくりフォーラム代表理事。『かがり火』編集長。「東北農家の会」「九州農家の会」などで講師を務める。
目次
著者解題 哲学とは「自分のみえている世界」を語ること
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哲学の冒険
第一章 哲学のなかへ
第二章 現代哲学の発見
第三章 未来への冒険
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哲学のロマン
自然の中の友人たち
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初出および底本
解説(詳細)
知識としての哲学史から、美しい人間の生き方と美しく生きることのできる社会をつくる哲学へ――15歳の「僕」が記す「哲学ノート」という形式をとった異色の哲学入門。ほかにこの本のベースとなった新聞連載「哲学のロマン」と動植物にまつわるエッセイを収録。
■シリーズ
「内山節著作集」