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新版 野菜の作業便利帳

よくある失敗100カ条

書誌詳細情報

新版 野菜の作業便利帳

よくある失敗100カ条

著者 川崎重治

定価 2,376円 (税込)

ISBNコード 9784540141157

発行日 2014/02

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 B5 200ページ

在庫 あり

この本のジャンル

解説

生育不良、病気、障害、…その背景にはちょっとした作業のミスや思いちがいがある。施肥、播種、苗つくり、植え方から日常管理まで、長年の技術指導でつかんだ作業改善のコツが満載。

著者

川ア 重治 (かわさき しげはる)
1930年生まれ。1949年佐賀県農事試験場勤務。以来、野菜、イモ類、花、特用作物などの研究に従事。1989年佐賀県を退職後、八江農芸梶A国際協力事業団の専門家として中国派遣(4カ月)や大電梶AJA川副町に勤務。1995年生態園芸研究所を設立。土壌微生物や酵素など民間農法を調査研究して現在に至る。

目次

●品種とまきどき
年内多収をねらった早まきで大減収(促成ナス・トマトなど)
少しのまきおくれでも結球せず(ハクサイ)
「晩成種はおそまきできる」という錯覚(ハクサイ)
セット栽培の品種選びは目的にあわせて慎重に(タマネギ)
晩成種は早まきしても早く収穫できない(カリフラワー・ブロッコリー)
冷涼地でもむずかしい早まき栽培(ブロッコリー)
男爵、メークインは秋作にむかない(ジャガイモ)
高温を好むオクラは、低温では生育できない(オクラ)

・一口ヒント
スイートコーンの品種選び
タマネギセットの発芽促進法

●苗の育て方
条件が合わないと、早植えの意味はない(タマネギ)
発芽時の徒長を防ぐには(ウリ類の温度管理)
急激な温度変化は日焼けをおこす(野菜全般)
育苗日数が短いので小鉢でもよいと思ったが(メロンなど、鉢の大きさ)
夏の育苗は雨よけハウスが便利(キャベツ・レタスなど)
イチゴ育苗での水のやり方(イチゴ)
床土にモミガラ利用はここに注意(イチゴの鉢育苗)
よい株はこうして確保(イチゴの親株選抜)
植えいたみさせない苗のとり扱い方(サツマイモ、タマネギ)
接ぎ木前の育て方で勝負がつく(ナスの接ぎ木)
接ぎ木後の日よけはどの程度がよいか(ウリ類の接ぎ木)
接合部が狭いと収穫期に急性萎凋(ウリ類の接ぎ木)
強勢台木は発酵果がでやすい(メロンの接ぎ木)

・一口ヒント
発芽のそろいはまき溝の深さがカギ
果菜の双葉が波うつのは
鉢を並べる床面は均一に固める
育苗床での鉢の並べ方
セル苗は根鉢の水分保持が必要
床土に牛フンは危険がいっぱい
イチゴ育苗 夏場の寒冷紗被覆
よい床土の配合は
結球野菜・不良環境では直まきが有利
イチゴ子苗の発根促進
イチゴの花芽分化を確かにするには
エダマメにオオムギを混播して発芽良好
苗にさわって徒長を防ぐ

●苗の植え付け方
ニンニクの割れ球が多い(ニンニク)
定植がおくれ、苗が老化したときには(メロンなど果菜類)
暑い昼間の植え付けは欠株を多くする(ジャガイモ・キャベツ・イチゴなど)
降雨時の植付けは絶対禁物(キュウリなど野菜全般)
紙筒鉢をそのまま植えるとどうなるか(ハクサイ、レタス、キャベツなど)
鉢に根がまわった苗はそのまま植えてはダメ(キュウリ・イチゴなど)
押し込み移植は根ばりを悪くする(レタスなど野菜全般)
植える深さで生育に差がつく(トマトなど果菜類)

・一口ヒント
メロン、イチゴは株元が乾くように浅植えで
イチゴの活着をたすけるには
野菜全般の根の発育と活着をたすけるには

●畑の耕し方
浅く耕したところに苦土欠(葉枯れ)が多発(メロNなど)
不耕起は土壌条件で成否が分かれる(イチゴあとのメロンなど)
降雨後の耕耘は根ばりを悪くする(トマトなど野菜全般)
連作ハウスの耕耘は土が湿っているときに(キュウリ・イチゴ・トマト)
圃場整備田の深耕、効果があるとはかぎらない(野菜全般)
排水不良畑での深耕は逆効果(野菜全般)
雨前の土寄せで発病がふえる(ソラマメ・タマネギなど)
おそい土寄せは葉枯れを招く(サトイモ・ジャガイモ・ショウガなど)

●施肥
多肥栽培、長日刺激が鈍く結球しない(タマネギ・結球野菜)
濃度障害による欠株をどう防ぐか(雨よけホウレンソウ)
肥土(ボカシ)で活着良好、障害知らず(メロンなど野菜全般)
緩効性肥料の多用で苦土欠発生(ナス・トマト・キュウリなど)
窒素と苦土石灰の同時施用はガス障害の危険(トマト・キュウリなど野菜全般)
有機質肥料はガス障害がでにくいといえるか(促成ナスなど果菜類)
生育中に石灰質肥料を使うのは危険(キュウリなどハウス野菜)
アルカリ土壌に石灰施用は必要ないか(レタス・タマネギなど野菜全般)
おそい追肥は腐敗をふやす(タマネギ)
分化直後の窒素多用で異常花がふえる(イチゴ)
窒素の効きすぎは穂の形を悪くする(スイートコーン)

・一口ヒント
苦土肥料は前作に施しておく
養液栽培の培養液に特肥「エポック」を追加

●ウネづくり
冬場の葉先枯れは石灰欠乏症か、病害か(ニンニク)
秋冬野菜はウネの方向でこんなに差がつく(タマネギ・ハクサイなど)
無加温ハウスは広幅ウネで(メロン・スイカなど)
耕土が浅い畑でのウネづくりは(スイカなどウリ類)

・一口ヒント
ウネの高さで白色疫病び出方がちがう
冬場は低ウネのほうが地温を確保しやすいが

●マルチがけ
トンネル栽培に古フィルムを掛けたら(タマネギ)
冬どり野菜は黒マルチか銀色マルチか(タマネギ・レタスなど)
株元までマルチをかけるとどうなるか(ウリ類・レタスなど)
マルチの押えに土は危険(野菜全般)
マルチの連続利用は土壌条件を考えて(レタスなど)

・一口ヒント
無加温ハウスマルチは古ビニールで
敷きわらの上手なやり方
効果が高いモミガラくん炭のマルチ

●水のかけ方(本畑)
定植後の根鉢の乾きで心枯症(石灰欠乏)(イチゴなど)
チューブかん水だけでは生育が不揃いになる(ハウス野菜)
多かん水で石ナスばかり(促成ナス)
高温時の多湿は立枯れを招く(夏まきホウレンソウ)
暑い日中の多量かん水は禁物(夏野菜)
株元へのかん水は病気を呼ぶ(ハウスキュウリ・メロン・アスパラガスなど)

・一口ヒント
イチゴ高設栽培、根域加温と栽培床の乾燥
ハウス内への雨水浸水防止法
ハウス内の水滴を外に出すには
雨のあとには畑のみまわりを
ボカシなどの土壌微生物入り特殊肥料とかん水

●温度管理
急激な温度変化は命とり(イチゴ)
先進地に学び換気を重視したが(メロン・イチゴなど)
病気を防ぐための換気重視で病気は減るか(ナス・イチゴなど)
過繁茂防止に低温管理は逆効果(ナスなど)
光を重視して保温カーテンを早期開放した結果は?(野菜全般)
開花時は高温管理で(メロンなど)
水封マルチ、こんなときには逆効果(メロンなど)

・一口ヒント
根や茎数のはたらきぐあいを炭酸ガス利用や気流制御
換気はどのハウスからはじめるか
ハウスの換気は外気が直接あたらないように
温度計は狂うこともある
トウモロコシでナス畑の防風
日よけで夏ホウレンソウの日もちがよくなる
効果が大きい不織布のベタがけ
低温期は地温の確保を最優先

ハウストンネルの工夫

●整枝・摘心・摘葉
摘心のやりすぎがは樹の衰弱を招く(メロン・スイカなど)
側枝を残して成りづかれを防ぐ(キュウリなどウリ類)
草勢が弱ったときの摘心は(ナスなど)
つるボケ時の体質改善法(メロンなどウリ類)
降雨時の整枝作業は病気のもと(トマトなど野菜全般)
ハサミでの摘心は病気を広げる(果菜類)
つるを放任するとどうなるか(エンドウ・インゲンなど)
早い摘果は木ボケの危険(カボチャ、メロン、マメ類など)
着果のさせすぎで果実が変形(カボチャ・メロン・マメ類など)
枯葉を除かないと生育がこんなにおくれる(セットタマネギ・ワケギなど)
除けつがマイナスになる場合(スイートコーン)

・一口ヒント
ウリ類の側枝の摘心時期は?
トマトの草でき防止法
ウネの上や株元を踏みつけてはいけない

●農薬利用
幼苗時のダコニール散布は奇形を招く(殺菌剤・ウリ類)
開花時の散布で奇形果発生(殺菌剤・イチゴ)
定植直後の塗衣やかん注は萎凋のもと(殺菌剤・メロンなど)
作付けは微生物相が回復してから(土壌消毒・キュウリなど)
薬剤のこんな組合せは効果半減(除草剤・野菜全般)
同じ薬剤の連用は雑草をふやす(除草剤・タマネギなど)
早すぎ・濃すぎ・多すぎでピーマン果が多発(ホルモン処理・トマト)
石ナスをふやすこんなやり方(ホルモン処理・ナス)

・一口ヒント
麦マルチ栽培でカボチャのアブラムシ防除
水和剤、よくかき混ぜずこんな薬害
除草剤、規定濃度でも薬害がでる場合
効果が大きい太陽熱消毒
薬害の出にくい除草剤は
除草剤が後作に害を与える場合
除草剤使用時の土壌水分は?
土を動かすと除草剤の効果がおちる

●土つくり
梅雨明けに若茎の異常が多い(グリーンアスパラガス)
牛フン10トン施用で苦土欠乏症(キュウリなど)
堆肥施用→過繁茂→節水→尻腐れ(トマト・ナスなど)
生わら・青刈り作物の危険性と生かし方(野菜全般)
粘質土での山砂客土は逆効果(イチゴ)
湛水除塩と深耕をいっしょにやってよいか(ハウス野菜)
クリーニング作物はすき込んでよいか(ハウス野菜)
排水が悪い場合の除塩効果(ハウス野菜)
せっかくの暗きょが逆効果になる場合(ナスなど水田転換野菜)

・一口ヒント
未熟堆肥に多いキノコ対策
通路も作土として生かす
新素材を使ってのトマト栽培
暗きょには地力対策を
病気にかかった野菜クズを堆肥に

●畑選び
大豆あとの苗床は立枯れがでやすい(タマネギなど)
苗床あとでの栽培は苦労する(イチゴ)
圃場整備あと、毎年同じところに青枯病が(ハウス果菜)

・一口ヒント
野菜つくりは地ごしらえから
圃場整備あとの野菜つくりはあわてないでまず、土つくりから

ふろく1 自分の畑のクセを知ろう
ふろく2 生育診断 目のつけどころ
ふろく3 生育障害 原因の見分け方

用語解説
本書に掲載した主な資材

解説(詳細)

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