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vesta 96号(2014年秋号) ★お取り寄せ

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目次
特集 日本の粉もん文化 -小麦粉七変化
巻頭
日本列島粉もん探訪
T 鉄板粉もんを育んだ大阪の食文化/熊谷 真菜
<コラム@>ソースの歴史と文化/水野 裕隆
U 麺食と日本人/奥村 彪生
<トピック>漢字からたどる「こなもん」のルーツ/菅本 大二
V 包む粉もん文化
@おいしさと楽しさを包む/枝元 なほみ
A伝えられる包む粉もん -おやきの魅力/小出 陽子
<コラムA>粉どころ群馬の粉もんたち
-おきりこみ文化財登録から焼きまんじゅうまで/横田 雅博
<コラムB>筑後平野の粉もん文化/松島 憲一
W 小麦粉の調理特性、食材のオールラウンダー/的場 輝佳
<コラムC>製鐵マンがこよなく愛した八幡ぎょうざ/原田 昌憲
X 和の粉もんおやつ旅 -東北から欧州へ/多田 千香子
Y 海外粉もん探訪/石毛 直道
@クスクス
Aお好み焼き風麺状食品
ほか連載
解説(詳細)
責任編集 熊谷真菜
日本コナモン協会をたちあげた12年前、粉もの、こねものが変化して「コナモン」という言葉が各地で細々と残っていることを知るが、最近はとても頻繁に使われている。日本の食文化を考えるとき、まず主流は米の粒食ありき。ゆえに穀類などを粉にして調理加工した粉食「粉もん」は少しアウトローな雰囲気も漂う。が、台風がくると平焼きを作り、夜はうどんを打ち、お盆はおやきをいただき、残ったさまざまな粉を合わせてスイトンにしたり、暮らしの端々で、粉を使った食文化は愛され、進化してきた。粉もんは「楽しみの食」。いろんな食材とコラボしながら、常に新しい食感、未知なる美味しさを提示してくれる。
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