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vesta 94号(2014年春号) ★お取り寄せ

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目次
特集:和食のクライテリア
巻頭
和食と聞いて何を連想しますか?
データで見る和食をめぐる食卓の情景
T 和食の輪郭を描く/高田 公理
10万人に1人しか知らない和食の謎/山口 栄一
日本料理の調理技術/川崎 寛也
和食における魚の料理/下村 道子
和食のルーツ、野菜の魅力を探る -日本の多彩な野菜たち/的場 輝佳
和食の『和』は調和の『和』/魚柄 仁之助
和食における出汁の意味/伏木 亨
U 和食の形成と展開/原田 信男
V 和食の継承
ユネスコ無形文化遺産となった「和食」/熊倉 功夫
「料理のバトン」/田 郁
和食文化継承の取り組み/味の素食の文化センター
京都における和食の継承-日本料理に学ぶ食育カリキュラム/的場 輝佳
ほか連載記事
解説(詳細)
責任編集 的場輝佳(関西福祉科学大学客員教授・奈良女子大学名誉教授)
昨年12月「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのを機に、日本人のアイデンティティともいえる和食について、いろんな角度からその特徴と魅力を探ってみた。食のグローバル化が進む中で、和食も海外の食文化に触れて進化するだろうが、伝統的な和食には世界の料理に無い魅力がある。季節感、食材の豊さ、料理の技と美しさ、“だし"など、和食の深い味わいを文化遺産として未来に残したい。日本の気候・風土で育まれた地域の生活に根ざした多彩な食に、和食の原点がある。日々の生活の中で食を楽しみ、心を込めて、人から人へ“料理のバトン"を手渡せば、和食の魅力も継承されるだろう。
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