書誌詳細情報
プランターで有機栽培1

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プランターで有機栽培1
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解説
土壌動物や微生物こそが肥沃な土をつくる源だという考えで、台所の発酵食品や米ヌカをはじめ、収穫残さ、街路樹の落ち葉、自宅で飼育するウズラのふんまでも活用し、有機・無農薬のプランター栽培を実践。ふつうのプランター栽培では、購入資材以外の有機物や小動物は排除する傾向にありますが、むしろ積極的にとり入れることで、畑をしのぐほどの収穫が実現します。著者の栽培理論から、ボカシ肥、腐葉土、パワー液肥のつくりかた、100円ショップ活用法、都会でできるタネとり法、独創的な簡易温室のつくり方など、驚きの菜園術を公開。
著者
安藤康夫(あんどう やすお)
1963年生。東京都板橋区。土の量に限りがあるプランターでは不可能と思われた有機・無農薬栽培を、身近な有機物の利用と、納豆菌・乳酸菌によるパワー液肥をつかったこまめな追肥によって、成功させている。著書に、『有機・無農薬 コンテナでできる本格野菜づくり』(野菜だより特別編集)学研パブリッシング。
目次
1 四季の屋上・ベランダ菜園
【冬】春の準備はもうはじまっている
【春】農繁期に突入! 果菜類の植えつけに大忙し
【夏】梅雨明けと同時に、怒とうの収穫ラッシュ!
【秋】旬の味覚がすぐそこにある毎日
プランター菜園でのプチ自給生活
屋上菜園でうごめく、生き物たち
(コラム)屋上・ベランダ菜園の家畜にウズラはいかが!?
2 微生物をとことん生かす、土つくり
わたしのプランター栽培理論
プランター内の土を、野菜がよろこぶ発酵空間に
菜園の「土の収支計算」をしてみると……
生育を応援 パワー液肥をつくる
野菜のサインを見逃すな!
甘ーい野菜ができる ボカシ肥をつくる
落ち葉のミルフィーユ! 腐葉土をつくる
土は捨てずにリセット! どんどん肥沃になる
(コラム)考察! トマトの市販培養土栽培 VS ゲリラ植え栽培
3 容器と道具のえらびかた、つかいかた
野菜の性格にあわせて、容器をえらぶ
深い容器が必要な野菜
浅い容器が必要な野菜
プランターの設置場所
100円ショップでそろえる、菜園の道具たち
(コラム)考察! ナスの無肥料栽培 VS パワー栽培
4 じぶんでタネとり、苗つくり
かんたん! じぶんでタネとり
果菜類のタネとり
根菜類、葉菜類のタネとり
種イモの保存と芽だし
こだわりのタネで苗つくり
熱帯魚用の水槽とヒーターでミニハウスをつくる
(コラム)考察! 市販のオレンジトマトからタネとりすると……