書誌詳細情報
光合成細菌 採る・増やす・とことん使う

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光合成細菌 採る・増やす・とことん使う
この本のジャンル
解説
福島第一原発事故による放射能汚染の除染に、光合成細菌が大きな働きをすることが明らかとなり、誰もが目を見張った。その後、著者が開発した「バイオ除染」技術は文部科学省の研究テーマとして採択され、実用化技術として大きく進み始めた。
この本は、光合成細菌研究40年の著者が、光合成細菌の採取・培養から応用まで、ともすれば神秘的に語られ続けてきた光合成細菌を、科学的成果をもとにした丁寧な図と写真でそのすべてを伝える。
著者
●佐々木健(ささき けん/1949年生まれ/広島県呉市/広島大学卒業、工学博士/広島国際学院大学学長を最後に、現在は名水バイオ研究所代表、バイオ放射能研究所代表。技術士、名水の技術鑑定士/日本生物工学会、日本農芸化学会。
除染関連で福島県の市町村から依頼を受け、光合成細菌による除染活動を続けており、参議院の「除染関連有志の議員の会」の講師も務める。
●佐々木 慧(ささき けい/1984年生まれ、健氏の次男/広島大学博士課程終了・農学博士/現在、広島国際学院大学の常勤講師として、父健氏の研究を継承)
目次
光合成細菌が世界を変える時代がやってきた
写真ページ
第1章 光合成細菌の素顔
第2章 誰でもできる 光合成細菌の採り方・増やし方(初級編)
第3章 本格的に光合成細菌を採る、増やす(上級編)
第4章 生育促進、健全生育、良食味の手助け
第5章 環境浄化への利用
第6章 健康食品、医薬品、健康飼料への利用
第7章 さらに広がる光合成細菌の新分野
終章 光合成細菌が地球の未来を変える