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vesta 93号(2014年冬号) ★お取り寄せ

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目次
料理雑誌にみる昭和初期の食卓
T インターネット時代の料理/食文化
@クックパッド-双方向・参加型の料理レシピサイト/小林 哲
Aインターネットと食事-『美味しんぼ』から『孤独のグルメ』へ/川口 いしや
Bながらスマホでファッションフード、ときどきお菓子作り、常時おしゃべり/藤本 憲一
C<コラム>食情報に「舌が肥えている」-アメリカ/加藤 裕子
U マスメディアにおける料理/食文化
@「食彩の王国」はどのようにして生まれたか/土橋 正道
A新聞における料理と食/岩田 三代
Bマンガは“食"をどう描いているのか/竹内 オサム
C<コラム>タイの経済成長とメディア、そして日本食/編集部
D<コラム>ロシア社会と食、ならびに近年の食メディア報道/編集部
E『dancyu』から『料理男子』へ-男たちの料理雑誌/東四柳 祥子
Fオフィス・レディのための料理メディア、千趣会「料理カード」/石田 あゆう
G<トピック>近代の新しいメディア「ラジオ放送」の料理番組を収載した料理書からみた
料理研究家の嚆矢/今井 美樹
H<コラム>若い母親に人気のベネデッタ・パローディ/中山 エツコ
V 料理をめぐるメディア文化/村瀬 敬子
ほか連載記事
解説(詳細)
責任編集 村瀬 敬子(佛教大学社会学部准教授)
私たちは料理(食事文化)にかかわる情報があふれる社会に生きている。テレビをつければ料理に舌つづみをうつタレントが毎日のように登場し、雑誌には「料理マンガ」が連載され、日常を描いたドラマや映画には食事シーンが必ずといってよいほどある。もちろん、今晩、何を作ろうか/どこで食べようか、と悩める人々のためには、さまざまなレシピや店を紹介する番組や記事、さらにはインターネットの専門サイト等もある。つまり現代では、料理にかかわる文化はメディアと深く結びついて成立しているといえるだろう。本特集では「料理とメディア」の関係に着目して、料理とさまざまなメディアにかかわる文化のあり様について考えてみたい。
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