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書誌詳細情報

老人必用養草
老いを楽しむ江戸の知恵
著者 香月牛山 原著
中村節子 翻刻・訳注
小曽戸洋 解説
酒井シヅ 監修・序

定価 1,575円 (税込)
ISBNコード 9784540112423
発行日 2011/11
出版 農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数 A5 208ページ
在庫 あり
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この本のジャンル:

解説

誰にもいずれは訪れる老い。老いをいかに生きるかは重要な問題だ。江戸時代、人びとはどのように老いを生き、老いを楽しんだのか。本書は『養生訓』で知られる貝原益軒の主治医を務めた名医による老人医学書。その江戸の叡智を現代人の参考にと読みやすく活字化し、現代語訳。三百年前の本だが人間の四苦(生老病死)は不変。現代人にとっても知恵やヒントに満ちている。「人の命は我にあり」と初老からの養生を強調するが、基本となる生活習慣は若年壮年から培われるもの。備えあれば憂いなし。老若男女を問わず万人必読の名著である。

著者

■著者紹介
中村節子(なかむらせつこ)1937年、熊本市生まれ。看護婦・助産婦専門学校、国立公衆衛生院卒業。国立・公立病院、看護専門学校、訪問看護ステーションなどに40年間勤務、退職。現在は現役時代から所属していた看護史研究会で研究を継続するほか、地域の子育て支援センターでボランテァを行なう。日本医史学会、看護史研究会会員。

目次

●老人必用養草 巻一
(○)養老の総論〔人の寿命と長寿の意義/挿話 亀の甲より年の却/養老・保養の意義/人の命は我にあり―寿命は自分次第/老いを知り、老いを支える/老いを生きる/養老の秘訣/古典に見る先人の知恵〕

●老人必用養草 巻二
○飲食について〔命は食にあり―養生の基本/食養の実際/肉食について/老いと麺食/酒は人に益あり―飲酒の功罪/喫茶と養生/喫煙と養生〕

●老人必用養草 巻三
○衣服について
○住居について〔方位と配置/便所と寝所/庭の功罪とつくり〕
○季節ごとの養生について〔春―「発陳」万物新生の時季/夏―「蕃秀」万物繁茂の時季/秋―「容平」万物収熟の時季/冬―「閉蔵」万物収蔵の時季/起床と就寝、起床前後の所作〕

●老人必用養草 巻四
○精神の保養について〔喜びの情/怒りの情/憂いの情/思いの情/悲しみの情/恐れの情/驚きの情/欲情―七情の根本〕
○身体の保養について〔手足の運動と按摩/頭髪の手入れ/視力の保全と眼の保養―眼をもて第一とする/口舌の保養―飲食・言語の門戸/耳の保全―耳に悪声を聞かず/鼻の保全―香気を好み、悪臭を悪む/歯の保全―食味をなす便り/面上の七竅―眼・耳・鼻・口の保養/下の二竅―排泄機能の保全〕
○性欲について〔生死の門戸―性欲への対処/房中補益について〕

●老人必用養草 巻五
○老人の疾病治療について〔感冒への対処法/常用・持薬について/拝借丸―強精強壮剤の功罪/老人の常備常用薬/老人の便秘への対処/老人の去痰剤/老人の頻尿とその対処/再度老人の性欲について/さしこみへの対処・鎮痛/老人の針灸と按摩/駆邪―十の物、七、八分をしりぞけて二分は残すべし/保養の持薬について/老人の皮膚病と止痒法/中風・卒中風の対策・対処法/再び老人の耳目の病について/麻痺の症、三種〕
(○)付録 諸薬の処方について

解説(詳細)

■関連書籍
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「醫聖 永富獨嘯庵」
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