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季刊地域5号 2011年春号 TPPでどうなる日本? ★品切れ

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総力特集 TPPでどうなる日本?

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季刊地域5号 2011年春号 TPPでどうなる日本? ★品切れ

総力特集 TPPでどうなる日本?

著者 農文協

定価 926円 (税込)

ISBNコード ZASSI54010016

発行日 2011/04

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 A4変 130ページ

在庫 あり

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この本のジャンル

解説

そうだったのか!TPP/TPPは世界の流れに逆行する/TPPで日本がよくならないこれだけの理由/むしろ日本経済が学びたい「農家の元気」/ほか。

著者

「季刊地域」編集部
季刊地域ホームページ

「TPP反対の」特設サイト

TPP反対の大義・特設WEBサイト

目次

総力特集 TPPでどうなる日本?

●むらからTPPを見る 
 山下惣一 小林史麿 吉井惠璃子 高橋克也 氏本長一 三上亜希子

1●そうだったのか! TPP
・TPP=「平成の開国」大合唱
・突然出てきたTPP
・TPPは農業問題ではない 小泉構造改革の過ちをくり返す民主党政権 金子勝
・中野剛志が教える TPP5つのウソ こうして見破れ!

・「平成の開国」5つの不安
 1  農業…「強い農業」は壊滅への道 山本謙治
 2 食べもの…安全性と倫理 山本謙治
 3 医療… 国民皆保険は解体の危機 村上正泰
 4 雇用…受け皿なしの労働市場自由化 和田秀子
 5 地方中小企業…輸入と購買力低下が直撃 岡田知弘

・食品の安全基準があぶない 安田節子
・簡保、共済……日本の保険が米国の草刈り場になる 「年次改革要望書」からTPPへ 関岡英之

2●TPPは世界の流れに逆行する
・油も砂糖も小麦も……世界の食料価格高騰の複合要因 松平尚也
 【人口】…世界10位の人口大国・日本
 【食料】… 日本のコメ自給100%の意味
 【環境】…地球温暖化の危険なシナリオ
 【エネルギー】…「みどりのエネルギー革命」
・世界ですすむ農地・水争奪戦 北林寿信
・赤トンボも守れない日本人 宇根豊
・原発は地球温暖化を加速 藤井石根

3●TPPで日本がよくならないこれだけの理由
・「よくならない」どころか「悪くなる」6つの理由 田代洋一
・自ら進んで国内制度、文化を破壊する「開国の精神」 中野剛志
・トリクル・ダウン、国際競争力という幻想 松原隆一郎
・ワーキングプアから若者ホームレスへ
・アメリカの食料戦略にますます従属 鈴木宣弘・木下順子
・林業・集約施業の問題点と、全国に広がる「土佐の森」方式 中嶋健造
・「貿易立国」韓国の轍を踏むな 柳京熙

4●むしろ日本経済が学びたい「農家の元気」
・全国1万7000カ所 農産物直売所の底力
・生涯現役を可能にする技術
・後継者育成 若者
・定年帰農
・「社会的協同経営体」集落営農 楠本雅弘
・大規模専業農家と小規模兼業農家 佛田利弘
・支え合う「地域米価」 吉田大
・地方中小食品企業の価値創造 難波兼好
・TPP交渉に注文をつける米国の家族経営農家 薄井寛
・オーストラリアで農地を買う夢が消えた日 牧野仙以知

他 トピック・連載

解説(詳細)

ありがとう、TPP さらば、TPP

菅直人首相が2010年10月1日に「TPP交渉への参加を検討」と突如表明し、同月19日に前原誠司前外相が「GDP1.5%の第一次産業がほかの 98.5%を犠牲にしている」と述べて加速したTPP論議。首相はその後も「平成の開国」「第3の開国」「開国と農業再生の両立」などとくり返し、マスメディアも「大胆な開国で農業改革を急ごう」(読売新聞、元旦社説)などと応援、財界はもとより、労働界からも支持の声が続いた。
菅・前原両氏をはじめ、TPP推進側は、当初、小泉構造改革の「抵抗勢力」さながらに「農業VS他産業」の図式で農業を孤立させる作戦だったのだろう。しかし、長野県中川村で農協、村議会に商工会や建設業協会が加わって村ぐるみのTPP反対デモが行なわれ、岩手県でも農協中央会に県建設業協会、県生協連などが「TPPを考える県民フォーラム」を結成し、「TPP開国論を糺す」と題する講演会を開いたように、地域では「農業VS他産業」の図式は崩れ、業種の壁を越えた反TPPの結びつきが強まっている。全国レベルでも、自覚的消費者の組織である生活クラブ生協、パルシステム生協連、大地を守る会などが賛同団体となり、「TPPを考える国民会議」が結成された。
2009年衆院選で「国民の生活が第一」のスローガンとマニフェストを掲げ、歴史的政権交代を果たした民主党だったが、今号の特集や昨年末緊急出版の『TPP反対の大義』では、菅・前原両氏をはじめとする現政権が、アメリカと一部輸出企業の利益を最優先し、地方や中小企業、多数の国民の暮らしを犠牲にする小泉構造改革路線もどきに変節していることが明らかになった。政権交代への国民の期待とは真逆の方向である。
突然の「TPP参加の検討」だったが、それによって国民が政権の完全なる変節に気づき、業種の壁を超えて地域が団結した意義は大きい。その意味で「ありがとう、TPP」、そして「さらば、TPP」と言いたい。

――編集部

※初出「季刊地域」5号 巻頭言より

■関連書籍
「TPP反対の大義(農文協ブックレット)」
「TPPと日本の論点(農文協ブックレット) 」
「異常な契約-TPPの仮面を剥ぐ」

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