書誌詳細情報
ハウスの新しい太陽熱処理法

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ハウスの新しい太陽熱処理法
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解説
効いたり効かなかったりと、処理効果に振れのあった従来の太陽熱処理に対し、安定して臭化メチル以上の処理効果があらわれる改良型の太陽熱処理法を開発。改良といっても太陽熱処理と施肥・耕耘・畝立て作業の順序を変えるだけ。抜群の処理効果はもちろんのこと、秋口に集中する作業も省力的に分散、除塩湛水を行わず前作残肥を利用することで肥料代を節約し、環境負荷も抑えてしまう。現在、臭化メチル全廃に唯一対応できるこの処理法に、うね無し栽培も組み込んだ、誰にでも簡単にできる省力的なハウスの土壌管理体系を提示。
解説(詳細)
第1章 脱・臭化メチルの切り札が登場
第2章 新土壌管理法の成り立ち
1.臭化メチルに学ぶ土壌管理の要点
2.なぜ、効果にバラツキがあったのか?
3.作業の順序を逆にすれば効果が安定
4.新処理法で秋口の作業性をも改善
第3章 新土壌管理法の実際
1.手順はとっても簡単
2.処理前に土壌を湿らす
3.土壌診断で残肥を利用
4.硝化菌減少への対応
5.土壌の維持と蘇生
6.その他のポイント
第4章 新処理法によるうねなし栽培
1.新処理法で栽培体系が確立
2.うねなし栽培土壌の特徴
3.うねなし栽培での根の特徴
4.うねなし栽培の効果の数々
5.うねなし栽培の実際
6.かん水による生育制御法
7.無たん水、代かきのどちらを選ぶか