書誌詳細情報
群馬の食事
日本の食生活全集10

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群馬の食事
この本のジャンル
解説
かかあ天下に空っ風の上州は「粉もの王国」。「おきりこみ」の味は絶品で、夕食には"つるつる"の音が家中に広がる。みそまんじゅうやおやきも詳しく紹介。
解説(詳細)
奥利根の食−三国おろしに凍み豆腐も揺れる、街道沿いの山里
吾妻の食−豆腐を凍みさせ、炭を焼き、講に集い楽しむ人びと
高崎近郊の食−野菜を引き売り、だるまをつくり、赤飯、もちをおごり食い
奥多野の食−わり飯、雑穀、いも類で腹を満たす「米なし山中領」
赤城南麓の食−からっ風の下で育った小麦でつくるうどんやおきりこみ
東毛平坦地の食−洪水に泣く米づくりと、恵み豊かな水場の魚
上州の熊猟と川漁−熊猟に賭けた猟師の知恵と技、利根川に棲む魚の漁法と食べ方
尾瀬の山小屋の食事−キャベツを播き、いわなを釣ってもてなす
人の一生と食べもの
群馬の食とその背景