書誌詳細情報
ケイ酸植物と石灰植物 ★在庫切れ・重版予定なし

書誌詳細情報
ケイ酸植物と石灰植物 ★在庫切れ・重版予定なし
定価 1,676円 (税込)
ISBNコード 9784540870156
発行日 1987/04
出版 農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数 B6 196頁
在庫 なし
在庫切れのため、ただいまご注文いただくことができません。
この本のジャンル
解説
土壌成分の60%がケイ酸だが、生命活動にとっての働きはあまり知られていない。進化論的視点からの植物での石灰とケイ酸の役割の追究から、土壌の個性と植物の個性のかかわりをとらえ、土と作物の虚弱化をみる。
目次
●1.栄養環境と植物の個性
1.植物の栄養にみられる共通性と特異性
2.環境に磨かれた特異な機能
3.骨格にみられる生物の特徴
●2.土壌構造にかかわるケイ酸
1.ケイ酸の存在形態に着目
2.植物起源のケイ酸の意味
3.土を耕すイネ科植物
●3.ケイ酸植物の能力を探る-イネを中心に
1.特異なケイ酸吸収の機能
2.ケイ酸がないとどうなるか
3.イネの健全性を支えるケイ酸
4.イネ以外の作物に対するケイ酸の反応
●4.土壌の活性ケイ酸とその給源
1.ケイ酸の給源
2.土壌ケイ酸の活性化
3.水田におけるケイ酸の収支
4.畑土壌での活性ケイ酸の役割
●5.非ケイ酸植物とケイ酸
1.生理活性との関係か?-トマトの例
2.中間型キュウリでの現象
3.リン酸吸収に影響するダイズの例
4.バラ科・イチゴの反応
●6.生物進化とケイ酸
1.動物の進化系統とケイ酸の分布
2.水中生物群の主役ケイ藻
3.陸上植物のケイ酸集積の系譜
4.家畜の必須要素となったケイ酸
●7.ケイ酸から何がみえるか
コメント
★重版予定ありません