書誌詳細情報
作物の生理活性
自然と科学技術シリーズ
自立生育のしくみ

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自然と科学技術シリーズ
作物の生理活性
自立生育のしくみ
この本のジャンル
解説
風が吹くとイモチ病が減る、苗をなでるとガッチリ苗になる、なぜか。光合成を車のエンジンにたとえれば生理活性はハンドルに相当。生育を支配する植物ホルモンの最新知見からもうひとつの作物像、技術観を提起。
目次
第1章 生理活性とは何か
1.作物の強さとしての自己調整能力
2.身近な現象に生理活性をみる
3.生理活性物質の発見
4.生理活性と作物の形態
5.生理活性と作物栄養
第2章 自立生育と生理活性-イネを中心に
1.発芽から初期生育
2.分げつ
3.草型
4.草丈
5.花芽分化
6.節間伸長
7.登熟
第3章 環境と生理活性
1.浮稲の不思議
2.ストレスと生理活性
3.かたち土とやわらかい土
4.気象条件(気温・風)と生理活性
第4章 生理活性からみた栽培技術の知恵
1.苗代の水管理
2.朝露払い
3.かたい播き床づくり
4.周辺効果の応用