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書誌詳細情報

九条と一条
平和主義と普遍的妥協の精神
著者 鈴木正

定価 1,890円 (税込)
ISBNコード 9784540091995
発行日 2009/07
出版 農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数 四六 248ページ
在庫 あり
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この本のジャンル:

解説

国際貢献の名のもとに海外派兵が行なわれるなど、憲法九条が空文化され、改憲が日程化している状況下。自由と民主主義の擁護につくした先人の営為を紹介し、憲法と平和の擁護を呼びかける思想史家の痛恨の叫び。

目次

■著者紹介
鈴木正(すずき ただし)思想史家。名古屋経済大学教授。1928年名古屋市生まれ。狩野亨吉、中江丑吉、岩田義道、加藤正ら近代日本の在野の思想家を研究テーマとする。主な著書に『日本の合理論』『日本思想史の遺産』『狩野亨吉の思想』『思想史の横顔』『戦後精神の探訪』『アジアと日本―平和思想としてのアジア主義』(共著)などがある。

目次

1.戦争と改憲への抵抗
徴兵の世をこさせないために
九条の心と八・一五
「思想としての憲法第九条」を読む
シンポ「小国の思想」とのかかわりで モラレス大統領の<戦争放棄>に連帯する
平和の三題噺 日本国憲法・杉原千畝・ユダヤ人
岐阜で反戦を貫いた僧 竹中彰元展を見て想う
九条と一条

2.思想者の面々
阪谷芳直さんとの吉祥縁
サムライ精神の高貴さ 飯沼二郎さんを偲んで
「駒尺喜美さんを偲ぶ会」に出ての追考
ありし日の多田道太郎さんの話から
安藤昌益の平和主義と普遍的妥協の精神
受動的革命の影
受動的革命の明暗
中村丈夫さん追憶
「西田幾多郎記念哲学館」見学
不正には肝癪を 友には愛嬌を!
三木清の構想力の一齣
中井正一という鏡
「思想の科学」と古在由重
アジア主義とは何か
竹内好の方法概念をめぐって

3.くさぐさの批評
神ならぬ身の天草四郎
「AKURO 悪路」を観て思う
政治と狂気とエロス
映画「靖国」を観ての素語り
無慈悲な戦争と徴兵
「ジャン・メリエ遺言書」を読む
「山脈」の水源
丸山眞男の「自由について」を読む

解説

■関連書籍
「戦後精神の探訪」
「月旦拾集 日本近現代思想の群像」
「書評拾集 日本近現代思想の諸相」
「憲法を愛していますか」
「戦後日本の哲学者」