書誌詳細情報
大きな手 大きな愛
“胃袋の宣教師”函館カール・レイモン物語

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“胃袋の宣教師”函館カール・レイモン物語
この本のジャンル
解説
大正時代、生涯の伴侶となる妻と熱愛の末国際結婚した若きドイツ人は、函館の地で本場のハムを作りながら北海道を畜産王国にし日本を豊かにしようと奮闘する。苛酷な歴史に翻弄されながら貫いた妻と日本への愛。
★第56回産経児童出版文化賞JR賞受賞(2009年)
解説(詳細)
レイモン函館のロマンス
二人の旅路
函館でハム・ソーセージ作り
レイモンの心に見えるもの
二枚の写真
戦争とレイモンとコウ
パイオニア・礼門
夢は衰えず
レイモンが残したもの
■著者紹介
川嶋康男(かわしま・やすお) 1950年北海道生まれ。ノンフィクション作家。主に北方近代史をフィールドに執筆。主な作品に『九人の乙女はなぜ死んだか』(恒友出版)『小樽雪舞い』(中西出版)『夢は凍てついた』(三一書房)『奇跡の船 宗谷物語』(あすなろ書房)『死なないで!1945年真岡郵便局「九人の乙女」』 (農文協)など多数。