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人間選書270 伝統技法で茅葺き小屋を建ててみた ★在庫僅少

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人間選書270 伝統技法で茅葺き小屋を建ててみた ★在庫僅少
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- 農文協 公開書誌 >> 人間選書 >> 民族・歴史・文化・紀行
解説
三坪小屋なら百%伝統工法で建てられる。職人を探し、木材を決め、よいとまけで棟上。壁土を塗り囲炉裏を切り茅を葺く。風土が育てた本当の日本の家。今ならまだ伝えていけるコンクリも鉄骨もない家のつくり方。
解説(詳細)
第1章 茅葺き小屋を建てる
思い立ってから設計まで
「屋内に茅葺き小屋を展示」の新聞記事が掲載される/茅の再利用を申し出る/大工さん達が来る/土壁のできる左官屋さん見つかる/茅が運ばれて来る/群馬県富岡市に古材を見に行く/横浜港埠頭に古材を見に行く/図面が送られて来る/栗材に決める/現地で左官屋さんと会う/工務店で打ち合わせ/岩手県遠野へ栗材を見に行く/遠野ふるさと村を見学/小屋の意匠を決める
よいとまけをして棟上げに至る
地鎮祭準備/地鎮祭/よいとまけで地形をする/栗材が届く/墨付け見学/田植え/小屋組の確認/和釘届く/「ひかりつけ」/棟上げ/楔で止める
茅屋根を葺き、壁を塗る
蚊の襲来/屋根工事足場材を運び込む/茅ごしらえ/屋根の下地/軒付け/木舞/平葺/「ぐし」/ぐしはすでに斑に変色してきている/雨でも作業ができる/土壁塗り/稲刈り/床貼り/囲炉裏/三和土/障子を運ぶ/竣工/付記-中塗り
第2章 聞き書き 伝統建築を支える人々
栗材 佐々木栄次郎さん
大工 高橋淳一さん
左官 八巻六郎さん
壁土 染谷勇さん
和釘 平川力さん
杉材 井上淳治さん
茅葺き師 伊藤正章さん
竹 渡辺綱記さん
藁縄 斉藤勝勇さん
島茅 浅野清さん
杉皮 高野堅氏さん
障子紙 沢村正さん
資料-小屋の部位名称
■著者紹介
原田紀子(はらだ・のりこ)1948年埼玉県生まれ。東京大学理学部卒業。国立科学博物館勤務。伝統建築愛好会である「浦和宿けやきの会」主宰。著書 『西岡常一と語る 木の家は三百年』(人間選書)。
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