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農業法研究43現場から見た「戦後農政の大転換」

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農業法研究43現場から見た「戦後農政の大転換」
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解説
2007年4月から品目横断的経営安定対策が導入され、その後、国(農水省)は農地法の規制緩和に向けて議論を推し進めている。また、同時にスタートした農地・水・環境向上対策の柱の1つ、有機農業推進法も制定されている。こうした新段階の農政の展開を農業者がどう受け止め対応しているのか。農業者からの報告をもとに農業現場での「農政改革」像を明らかにし、「改革」実施に伴う農村の変化を捉えつつ検討する。いったん制度・法律が成立したら"悪法も法なり"とただ守るのでなく、不十分な制度は変える必要があるが、その際欠かせない本。
解説(詳細)
T 日本農業法学会2007年度年次大会
シンポジウム 現場から見た『農政改革』-山形での多様な取組み事例を踏まえて
1 現地からの報告
(1) 「現地からの報告」の狙い
(2) あじさい営農団地の立ち上げについて
(3) 農地集積と今後
(4) 山里での地域づくりの歩みと課題
(5) 担い手像を探る 新関、齋藤、栗田各氏の報告から
(6) 「現地報告」の提起する諸問題を「家」と「村」から考える
2 山形農業の現段階と「農政改革」
総合討論
U 日本農業法学会2007年研究会
1 有機農業推進法の制定過程と今後の運用の課題
2 有機稲作の現状と課題-伝統農法を生かす有機稲作
3 有機野菜作の現状と課題
V 動向
学会動向/農林水産業に関する立法動向