書誌詳細情報
農業経営組織の実務と会計

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農業経営組織の実務と会計
この本のジャンル
解説
任意組合、人格なき社団、LLP、株式会社等各種農業経営組織の特徴、構成員要件や事業の範囲、出資金規制、構成員と組織の関係、収益・費用の扱い、事業や資産の継承、税制、各種社会保険の扱いなどを平易に解説。
解説(詳細)
序章 この本の読み方
1章 組織と法人のトータルイメージをつかみましょう
2章 任意組織
1 人格なき社団(みなし法人)
2 民法上の任意の組合
3 人格なき社団と民法上の任意の組合との比較
4 集落営農組織の収支計算書と損益計算書
5 任意組織と構成員との間の取引上における注意点
3章 LLP(有限責任事業組合)
1 LLPの出資者全員に有限責任制を付与
2 内部自治の徹底
3 共同事業性の確保、構成員課税など税制上の取扱い
4章 農業生産法人
5章 法人組織
1 一般的な分け方
2 農業生産法人になることができる法人組織および認定農業者として 特定農作業受託組織になれる法人組織
3 中間法人=農事組合法人
4 営利法人
5 その他の法人=企業組合
6章 組織と法人を理解する基本的な考え方
1 人
2 人とみられない共同事業体
3 各組織と構成員の権利能力と責任について
4 各種組織団体と、その組織で従業する人との関係
5 各種組織団体の性格と特徴および構成員(社員=出資者)との関係の概略を理解しましょう
7章 任意組織から法人組織に-痛みのない移行方法
1 資本金をどうするか→資本金の基本的な概念
2 減価償却資産と借入金との関係
3 法人化するばあいの制約事項
4 構成員要件をクリアにするために
5 上手な引継ぎ方法(任意組織から法人へ)
8章 経営をどうするか
1 集落営農組織は「農地の介護組織」です
2 運転資金をどうするか
読者カード
「任意組合運営にいきづまりを感じ法的にも対応が講じられるような組織への移行を考えており参考になりました。ありがとうございました。」(鹿児島県・61歳)