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写真ものがたり 昭和の暮らし 全10巻

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写真ものがたり 昭和の暮らし

写真ものがたり 昭和の暮らし 全10巻

著者 須藤功

定価 54,000円 (税込)

ISBNコード 9784540070075

発行日 2007/10

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 AB

在庫 あり

この本のジャンル

解説

ふるさとの山、川、田畑、海、湖沼に根ざし、貧しくも力をあわせ、夢と誇りにあふれて暮らした昭和30年〜40年代。その知恵とこころを地方写真家の撮った貴重な記録映像でつづる。
●詳細はこちら

                           
果たされた昭和民俗集成の課題
                        色川大吉(東京経済大名誉教授 歴史家)

 一九六〇年代の経済成長期以前には日本人の生活文化のなかに近世から受け継がれてきた多彩な文化伝統が脈うっていた。その豊かな庶民の生活記録、日本列島に躍動していた民俗社会と、それを担った人びとの姿を写真記録で残し、よみがえらせよう、という課題がこのシリーズによってついに果たされた。それも全国の地方写真家が愛情こめて撮影した見事な写真を集大成して達成されている。私たちが同様な構想で『日本民俗写真大系』全二〇巻の刊行をはじめたのは、もう二〇年も前のことだが、惜しくも第八巻で中断を余儀なくされた。その折の監修、編集にあたった宮田登、大林太良、網野善彦(みな故人)もこの念願達成をどんなに喜んでいることだろう。著者須藤功氏と(社)農山漁村文化協会のご努力に心から感謝したい。


日本人の暮らしの姿を体系化─民俗学写真家の視点
                    小川直之(國學院大學教授・博士 民俗学) 
写真はその時どきの人間の表情や行為・情景、風景などを精確に映しとどめており、時代資料として有効である。こうした意味から、近年は多くの大学や研究機関で、写真資料のアーカイブ化が進められ、その価値付けが行われている。須藤功著『写真ものがたり 昭和の暮らし』全10巻は、このような日本や日本人を考える資料の組みかえが行われつつある時代の書冊である。
ここに編まれた写真は、文字では著しきれない昭和の日本人の姿を描くだけではなく、各写真には撮影地と撮影年月に加え、その光景が在地でどのような意味をもつか具体的に説明され、文脈ならぬ、「写脈」が確かになっている。さらに重要なことは、編まれた写真の撮影地は北海道から沖縄県まで全国に及び、テーマごとに各地の姿が対照でき、しかもテーマは1巻「農村」から10巻「くつろぎ」まで、暮らしの姿が体系化されていることである。「民俗学写真家」の須藤功氏ならではの仕事である。
    

今を写すお手本に 
   芳賀日出男(日本写真家協会名誉会員)
 もはや戦後ではないという昭和三○年から五○年にかけて、村や町に住むごく普通の日本人はどんな暮らしをしていたのだろうか。もう文字の文献だけでは実態がわからなくなってきた。
 たとえば、本書第九巻「技と智恵」の一四頁の写真は、農家の一人の女性が囲炉裏に煮炊きの鉄鍋をかけ、腹ばいになり口で息を吹きかけ、炭火をおこしている(昭和四四年、福島県下郷町大内)。これが朝夕に食事の準備をする主婦の姿勢であった。このような日常生活を全巻約三三五〇枚の写真が平成時代の私たちに力強く語りかけてくる。
 民俗学者宮本常一の教えを受け継いだ民俗学写真家須藤功氏が生涯かけて記録し、それ
に呼応する一二〇余人が撮り溜めていた日本中の生活の写真がまとめられた。鋸の行商をしながら
買い手の暮らしぶりを撮らせてもらった人もいる。
 現在の平成の生活も半世紀後にはわからなくなるだろう。その記録の方法を示してくれるお手本の写真集でもある。


人生と社会を読む鍵
林 望(作家・書誌学者)
 生誕、成長、婚礼、歳の祝い、そして死、と人間は生まれてから死ぬまで、儀礼を重ねて人生を送る。そこには英雄も哲人も介在しない。あるのは普通の人の普通の暮らしである。が、その普通の暮らしの実相を知らないものは、結局いかなる歴史も哲学も領得することはできまい。文学だってそうだ。古典を読むときに、最も参考になるものは、ただに「しかあるべきもの」として伝承されてきた様々の儀礼の姿とその意味である。ところが婚礼のしきたりにしても、葬儀の形にしても、時とともに古い形は急速に失われて行く。そして一度消えた儀礼は二度とは戻らない。本書はそういう移ろいやすい民族のアイデンティティを精細に採集し、記録した写真図説である。面白く、懐かしく、そして様々のことを考えさせてくれる本。年長者ばかりでなく、むしろ若者たちにこそ、本書を「絵解き」して、自分が何者であるかを知って欲しいものである。


回想法実践の宝として活用しています
 鈴木正典(出雲市民病院・医師)
私は公民館・ミニデイなどで高齢者を対象に、昔の懐かしい写真を見せて、これまでの人生を振り返り回復を図る回想法を実践しています。本全集の写真をこの回想法に活用していますが、常によい効果を上げています。
中でも秀逸は「第6巻子どもたち」の表紙の“はなたれ小僧"の写真です。一見されただけで笑顔となり「これはメンコだ!」「遊び方は---------」などと、身振り手振りでお話しされます。特に“ハナタレ"の話題となると男性陣は黙っていません。「前の子と後ろの子で表情が少し違うようですが?」と水を向けますと、見事にいろいろなストーリーを語られます。
この「写真ものがたり 昭和の暮らし」には、このように自らの体験を語りさらに創造・想像力をも涵養できる内容の深い映像が満載されています。昔を振り返るだけではなく、私ども傾聴者を通じての語りや交流により知的生活の質向上に役立っています。須藤先生に初めてお目にかかった時に「私の写真は一枚の写真で短編小説が書けるつもり」とおっしゃっていましたが、その意味がよく了解できました。
(「出版ダイジェスト」2007年9月1日号より)

解説(詳細)

第1巻 農村
第2巻 山村
第3巻 漁村と島
第4巻 都市と町 
第5巻 川と湖沼
第6巻 子どもたち
第7巻 人生儀礼
第8巻 年中行事
第9巻 技と知恵
第10巻 くつろぎ

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