書誌詳細情報
学校事故から子どもを守る

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学校事故から子どもを守る
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解説
事故が起き児童・生徒に被害が生じた時の対応、問われる学校・教師の責任、事故防止のために教師が日頃注意すべき点を、小中高の事例と判例から現場教師の視点でやさしく解説。要因となる子どものからだの変化も考察
解説(詳細)
I 学校事故 教員の義務と責任
1 学校教育は本質的に危険をはらんでいる
2 子どもを知り安全を守る
3 教職員が責任を問われるとき
II 学校事故と法律
1 民事上の責任
2 刑事上の責任
3 行政上の責任
III 判例から学ぶ学校事故
じっさいの事故から学ぶ
1 「N小学校児童水泳授業中衝突死亡事件」
2 「T県立水産高校生徒保健室内急性心臓死事件」
3 「S中学校校内暴力事件」
4 「S小学校そば給食死亡事件」
5 「T工業高校スキー教室生徒喘息死亡事件」
6 「A高校柔道部員夏合宿死亡事件」
各判例をふりかえって
IV 学校事故防止のために
1 安全配慮義務
2 故意・過失と事故の因果関係
3 プライバシーの考えかた
4 個人情報保護法
5 子どもの責任能力と自己決定権
6 施設・設備の安全性
7 校内救急体制づくりと事故発生時の対応
V 子どものからだの変化と学校事故
1 子どもの生活の変化
2 子どものからだの変調
3 発育期の身体特性
4 からだの変化と熱中症、注意したい溺死事故
VI 学校事故 じっさいの事例から
1 授業中の事故
2 休み時間・放課後の事故
3 部活動中の事故
4 学校行事中の事故
5 事故事例を教訓に、学びにつなげる