全国送料一律400円(税込)会員は送料無料!

田舎の本屋さん 農文協漁村文化協会田舎の本屋さん 農文協漁村文化協会農業・食文化・教育・生活の書籍専門店

全国どこでも送料400円(税込)

田舎の本屋さん会員は送料無料!

商品点数:
0点
小計:
0円(税込)
買い物かご →

書誌詳細情報書誌詳細情報

農林水産業の技術者倫理

書誌詳細情報

農林水産業の技術者倫理

著者 祖田修
太田猛彦

定価 3,353円 (税込)

ISBNコード 9784540051753

発行日 2006/02

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 A5並製 296頁

在庫 あり

この本のジャンル

解説

農業分野では地下水汚染、土壌への塩類集積、土壌流亡、砂漠化、水不足、大気汚染、酸性雨、オゾン層破壊などが引き起こされ、それに伴う倫理問題が発生している。
 農学はこれまで「生産の科学」であったが、これからが「生命と環境の農学」「生活の農学」として、生態環境価値、生活価値の追求へと向かわなければならない。そのためには農林水産業の技術に携わる者が、総合的俯瞰的視点と社会的責任に基づく倫理観をもつ必要がある。本書はそのためのあるべき方向を示すために日本で最初のテキストとしてまとめられた。"

解説(詳細)

第1章 農学の展開とその成果および課題
はじめに
1. 実際科学としての農学と農林水産技術者
2. 近代における人口爆発と食料需要
3. 農業・農学の発展による生産拡大
4. 農業・農学の価値目標の時代的変化
5. 農学および農業技術の倫理的課題

第2章 農林水産業における人間と自然
1. 再考されるべき近代的な農耕技術
2. 中国・海南島リー族の水田雑草食
3. 自然との相互交流から生まれたエスノ・サイエンス
4. 外来技術の単純な導入がもたらす地域社会の混乱
5. 生活世界の多様性と環境利用の多様性

第3章 技術の位置づけと技術者の社会的責任
はじめに
1. 二宮尊徳に学ぶ自然への観察力
2. 農業技術の特質
3. 農業技術の光と影
4. 農業技術者の社会的責任
5. 農業技術者に求められる総合的能力とJABEEの意義

第4章 農業技術と経営の経済性・社会性
1. 技術問題を考える土台
2. 日本農業における技術と経営
3. 農業環境問題の一般化と社会性・環境性を意識した制度化の動き
4. 先進事例に見る経済性と社会性・環境性とのバランス
5. 経営からみた適正農業規範の可能性

第5章 農林業と環境をめぐる諸問題
1. 20世紀から21世紀へ
2. 農林業か? 農林業と環境か?
3. 地球環境の変動
4. ヒトの生業が環境に及ぼす影響
5. 持続的社会の確立
6. 農林業のもつ環境保全機能
7. 環境保全型農業の意義
8. 技術知,生態知そして統合知
9. 環境倫理
おわりに

第6章 農林水産業の多面的機能をめぐって
はじめに
1. 農業・森林の多面的機能論の背景
2. 市場の失敗としての多面的機能問題
3. 農業・森林の多面的機能と日本農山村の地域的特性
4. 地域視点からみた各国の多面的機能論との関連
5. 多面的機能の内容と評価
6. 水産業の多面的機能
7. 人は飢えずに環境を守れるか
8. 世界農林水産業の適正配置の構想へ

第7章 バイオテクノロジーの展開と倫理
1. バイオテクノロジーの発展過程
2. 倫理の基準となる宗教観と食文化の差異
3. 人口爆発・食料不足へのバイオテクノロジーの役割と期待
4. 動物バイオテクノロジーとヒトでの研究の関連

第8章 食の安全・安心への生産・流通システム
はじめに
1. 食品の安全を確保するシステム
2. 食品の安全を確保する手法
3. 化学物質の安全性
4. 表示とトレーサビリティ
5. 安全と安心

第9章 森林・林業技術者と地球倫理・環境倫理
はじめに
1. 地球の進化と森林の役割
2. 森林と環境と人間
3. 循環型社会における森林・自然域の管理と利用
4. 森林・林業・自然環境技術者にとっての技術者倫理

第10章 水産業の展開と課題
1. わが国水産業の資源・環境特性
2. 水産地域振興と環境保全を両立させるための技術的課題
3. 水産業と倫理

第11章 農林水産業をめぐる情報技術の意義と社会性
1. 進展する情報技術とその農林水産業への導入
2. 情報技術による農村と都市の共生
3. 科学・技術と情報との関係(11)
4. 基礎倫理学から応用倫理学へ
5. 情報倫理学

第12章 農林水産業における国際協力
1. 国際協力とは何か
2. 日本の国際協力活動
3. 農林水産分野における日本の国際協力
4. 農林水産分野におけるODA活動の実施手法
5. ODA活動における留意点
6. 緑の革命と国際協力

■著者
 編者:祖田修(福井県立大学学長、京大名誉教授。農学原論)、太田猛彦(東京農大教授。森林環境学)
 著者:祖田修、篠原徹(国立歴史民俗博物館教授、環境民俗学)、池上甲一(近畿大学教授。農業社会経済学)、大原興太郎(三重大学生物資源学部教授。農業経営学)、陽捷行(北里大学教授。土壌学、環境科学)、梶浦一郎(〈独〉生物系特定産業技術研究機構理事。果樹園芸学)、唐木英明(日本学術会議会員、東大名誉教授。獣医学、薬理学)、太田猛彦、渡辺悦生(東京海洋大学名誉教授、東洋大学生命科学部客員教授。応用生物学)、橋本康(東京農業大学客員教授、愛媛大学名誉教授。農業工学)、野坂治朗(アフリカ人造り拠点〈AICAD〉プロジェクト、農業開発計画)
------------------------------------------------
■編集者より
 20世紀は科学技術が大発展し、それに伴う生活の豊かさに浴した時代であった。しかし、それに伴って大量のエネルギーが投入され、重金属汚染、河川や湖沼の富栄養化、温暖化など、地球的規模での環境問題が発生した。農業分野では地下水汚染、土壌への塩類集積、土壌流亡、砂漠化、水不足、大気汚染、酸性雨、オゾン層破壊などが引き起こされている。近年は、バイテク、情報技術、流通技術が発達し、それに伴う倫理問題も発生している。
 農学はこれまで「生産の科学」であったが、これからは「生命と環境の農学」「生活の農学」として、生態環境価値、生活価値の追求へと向かわなければならない。そのためには農林水産業の技術に携わる者が、総合的俯瞰的視点と社会的責任に基づく倫理観をもつ必要がある。本書はそのためのあるべき方向を示すために日本で最初のテキストとしてまとめられた。
-------------------------------------------------
■関連書
『農業にとって技術とはなにか』
『技術にも自治がある』
『技術と人間の哲学のために』
『自然を守るとはどういうことか』
『「自然」概念の形成史』

同じジャンルの本をさがす同じジャンルの本をさがす

今日の一押し本

白崎さんの新刊発売!
白崎裕子の料理とおやつ

個人も法人の方も FAX注文書はこちら

ジャンルで検索ジャンルで検索

  • 現代農業
  • うたかま
  • 農文協の広告で紹介した本
  • 農文協取れたて便
  • 農文協 園芸部ブログ 屋上菜園日記

店舗情報店舗情報

店舗情報

農文協直営・農業書専門店 農業書センター

農文協直営・農業書専門店農業書センター

日本で唯一の農業書専門の書店です。

→ 公式サイトを見る 公式サイトを見る