書誌詳細情報
野菜の発育と栽培 ★在庫僅少(在庫移動まち)

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この本のジャンル
解説
野菜の発育生理を、作物別にでなく植物共通の育ちとして横断的に解説。種子発芽、花成、結球、抽だい、休眠など植物のライフサイクルを野菜の育ちの中に読み取り、理解しながら、総合的な事象把握の目を養う。
解説(詳細)
序論-野菜および野菜生産の特性
T栄養相
第1章 種子の発芽と成育
第2章 休眠
第3章 球形成
第4章 根の発育
U生殖相
第5章 花芽分化
第6章 花芽発達と抽だい
第7章 性表現
第8章 果菜類の結実
V発育と環境
第9章 収穫後の生理現象と鮮度保持
第10章 環境制御と野菜の反応
第11章 植物ホルモン
第12章 バイオテクノロジーの利用
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■著者
藤目幸擴(ふじめ ゆきひろ)1945年生まれ。1969年、京都大学大学院農学研究科博士課程 中途退学。香川大学農学部教授を経て、1999年から京都府立大学大学院教授。おもな著書に『農業技術大系 野菜編』第6巻「ブロッコリー」(農文協、共著)、『園芸ハンドブック』(講談社、共著)、『園芸の世紀2・野菜を作る』(八坂書房、共著)『蔬菜園芸』(文永堂、共著)、『バイオが作る人類の夢』(法律文化社、編著)、『Q&A 絵でみる野菜の育ち方』(農文協)など。
西尾敏彦(にしお としひこ)1940年生まれ。2006年まで滋賀県立大学環境科学部助教授、同年定年退職。主な著書に、『園芸植物大辞典2』(小学館、共著)、『環境保全型農業へのアプローチ』(富民協会、共著)など。
奥田延幸(おくだ のぶゆき)1965年生まれ。1991年、香川大学大学院農学研究科園芸学専攻修士課程修了。2000年から香川大学農学部助教授。
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■編集者より
近年、研究テーマが植物の栄養生理や遺伝、育種などへ移っていること、しかもそれが年々細分化していることなどから、野菜の発育の全体性とか器官同士のかかわりがダイナミックにわかる概論が書かれなくなって久しい。
本書は、野菜の発育生理を、作物別にでなく植物共通の育ちとして横断的に詳述した労作であり、野菜を植物として理解する格好の教科書となっている。
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■関連書
『Q&A 絵でみる野菜の育ち方』
『新装版 図説野菜の生育』
『野菜の生態と作型』
『新版 野菜栽培の基礎』
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