書誌詳細情報
食生活の現状と食育の推進 ★在庫切れ

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食生活の現状と食育の推進 ★在庫切れ
定価 2,043円 (税込)
ISBNコード 9784540042546
発行日 2005/01
出版 食料・農業政策研究センター国際部会
判型/頁数 A5 138ページ
在庫 なし
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解説
わが国の食生活は、近年脂質の摂取過多というような問題はあるものの、平均的には栄養バランスのとれたいわゆる日本型食生活を実現しているという。しかし他方では、若年層を中心とした欠食や不規則な食事など食生活の乱れが指摘されているし、栄養バランスの欠如に起因する生活習慣病の増加や食料資源の浪費等が問題視されている。そうした若年層に見られる食生活の乱れの要因、及び現在の食生活とくに食の選択行動の問題点を明らかにするとともに、食の選択能力向上を目指す「食育」について、どのような行動が求められているか論ずる。
解説(詳細)
I 総論と要約
1. 総論:食生活の現状と食育の推進
2. 各論の要約
II 健康・長寿と生活習慣病
はじめに
1. 肥満症
2. 高血圧症
3. 高脂血症
4. 高血糖症
おわりに
III 低減法の有無で変わる食のリスク
はじめに
1. 消費者が認識しているリスクとは
2. 容認できるリスクとできないリスク
3. 私たちはどのようにしてリスクを知り,認知するのか
4. リスク評価とリスクコミュニケーション
5. リスク評価における科学性とは
6. リスク管理とコミュニケーション
7. リスク低減にかけるコスト
8. 安全・安心を誰が保障し,どのように担保するか
9. トレーサビリティシステムなど安心にかけるコスト
まとめ
IV 機能性食品の役割
1. 食を巡る問題
2. 日本型食生活のタンパク質(P),脂質(F),炭水化物(C)摂取熱量比率の推移
3. 食生活と生活習慣病
4. 食品の機能性
5. 機能性食品の誕生
6. 特定保健用食品,保健機能食品の制度化
7. 特定保健用食品の意義
8. 今後の展望
V 食生活の自立をめざす食育
はじめに
1. 食生活指針(文部省,厚生省,農林水産省,平成12年)
2. 日本型食生活(農林水産省,昭和58年)
3. 健康づくりのための食生活指針(厚生省,昭和60年)
4. 農林水産省の食育の取組み
5. 文部科学省の食育の取組み
6. 日本人の食生活の問題点
7. 食育の一つの取組み
8. フランスの食育