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書誌詳細情報

図説 中国文化百華 13
中国文化百華13 「天下」を目指して
中国多民族国家の歩み
著者 王柯

定価 3,292円 (税込)
ISBNコード 9784540030956
発行日 2007/03
出版 農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数 A5判 208ページ
在庫 あり
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この本のジャンル:

解説

周辺異民族をも王朝の一部とみなした「天下」の思想。壮大な歴史の背景には現代まで続く独特な「国のかたち」があった。多民族の吸収・受容が生んだ中華文化の本質に迫る。

解説(詳細)

第一章 「天下」のもとでの華夏(中国)と四夷(周辺民族)
1・ 四夷(周辺民族)も天下の欠かせない一部分
2・ 「礼」さえあれば四夷(周辺民族)も中国人
3・ 「中原」をめざした四夷(周辺民族)
4・ 「天は私照無し」

第二章 多民族天下の起源
1・ 「四海之内」(延々と広がる陸地)は論理上の「天下」
2・ 「九州」(部族国家群)は現実の「天下」
3・ 「五服」(五つの政治的服従関係)で示す想像上の「天下」
4・ 内服・外服(直轄地と諸侯国)によって構成された「王朝」
5・ 対立概念ではない、「中国」と「四夷」
6・ 「三重の天下」(直轄地・諸侯国・周辺民族)がもつ意味

第三章 中華帝国成立期の異民族対策
1・ 中国初の皇帝「始皇帝」誕生と「属邦」
2・ 漢帝国の外臣国は高い独立性を有した
3・ 漢の西域諸国との初の交流
4・ 「万里長城」をめぐる匈奴との攻防
5・ 兄弟の国から属国へ
6・ 儒教による夷狄の教化
7・ 法家が主張する対匈奴戦争
8・ 夷狄も天下秩序の一部

第四章 胡族政権による中華王朝
1・ 「単于」から「皇帝」へ
2・ 胡族政権を支えた漢人士族
3・ 夷狄から華夏へ
4・ 中華とは、「民族」より「文化」を指す
5・ 遊牧民から農耕民へ
6・ 胡族による中華政権のできばえ

第五章 多重的帝国と多元的帝国
1・ 漢人の唐王朝成立
2・ 唐の異民族政策「羇縻」と「和親」
3・ 唐崩壊、遼帝国の成立
4・ 「四時捺鉢」を中核とする遼の二元政治
5・ 遼王朝の儒学による中国化
6・ 中国とは「中華文化」を有する国
7・ 元朝=大モンゴル帝国の中国支配
8・ 理想的国都(大都)の建設と元の中国化
9・ 元の身分制度
10・ 非漢人王朝は、帝国を二元的に支配

第六章 多民族統一国家の確立
1・ 国家主権の拡充に貢献した「土司制度」
2・ 土司制度の非漢民族地域は中国の一部
3・ 土司地域は儒教によって「中国化」
4・ 清朝の「改土帰流」は、少数民族漢化の運動
5・ 雍正帝の中国観
6・ 非漢民族による中国の確立
7・ 近代的多民族国家の誕生