書誌詳細情報
新特産シリーズ 雑穀 ★在庫切れ

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新特産シリーズ 雑穀 ★在庫切れ
定価 2,200円 (税込)
ISBNコード 9784540021367
発行日 2003/10
出版 農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数 B6 272頁
在庫 なし
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この本のジャンル
解説
豊富な食品機能性、安全で美味しい健康食として注目の雑穀11種の栽培から加工、食べ方までを1冊に。ヒエ、アワ、キビ、モロコシ、アマランサス、ハトムギ、ゴマ、エゴマ、シコクビエ、キノア、トウジンビエを詳解
著者
■著者
及川 一也(おいか わかずや)
1956年、岩手県生まれ。岩手大学農学部卒業(遺伝育種学)。
旧岩手県農業試験場で畑作物の栽培体系研究や豆類の育種に従事。専門技術員として作物の技術指導にあたり、現在は岩手県農業研究センター保鮮流通技術研究室長。著書に、『そだてて アワ・ヒエ・キビの絵本』『農業技術体系 作物編 ソバ』(いづれも共著・農文協)、『雑穀 つくり方・生かし方』(共著・創森社)などがる。
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目次
第1章 古くから食を支えてきた雑穀
1 世界の文明を開いた雑穀
2 日本人の生活と雑穀の関わり
3 健康食で再び注目
4 雑穀栽培の魅力
5 雑穀の生産、流通、消費の動向
第2章 雑穀の特徴とつくり方
1 雑穀栽培のポイント
2 ヒエ
3 アワ
4 キビ
5 モロコシ(タカキビ)
6 アマランサス
7 ハトムギ
8 エゴマ
9 ゴマ
10 シコクビエ・キノア・トウジンビエ
第3章 雑穀の加工・利用
1 雑穀の精白と保存の方法
2 雑穀の利用法
3 いろいろな料理と加工
付表 雑穀食があじわえるお店(抜粋)
参考図書(各章五十音順)
解説(詳細)
■編集者より
古くから食べられてきた雑穀。すぐれた栄養バランスや食品機能性が注目され、近年の健康志向ブームの中で人気である。機能性の研究も進み、食物アレルギーの代替食から、成人病予防効果、抗酸化作用なども期待されている。最近ではさまざまな雑穀商品が販売され、雑穀のイメージも「まずい・まずしい」から、「安全で美味しい健康食」へと変化してきており、今後さらに機能性の認知が広がれば、消費は着実に伸びていくと思われる。
栽培では、防除もほとんど必要なく無農薬でも栽培が可能で、比較的容易である。また、稲作用機械等を利用した機械化栽培も可能である。雑穀は転作作物や中山間地域の土地利用作物、また地域おこし素材としても関心が高まっている。
本書では、ヒエ、アワ、キビ、モロコシ、アマランサス、ハトムギ、ゴマ、エゴマ、シコクビエ、キノア。トウジンビエの11種類の栽培から加工・食べ方までを解説。栽培は小型機械利用を基本に大型機械利用のポイントを、また雑穀で厄介な精白・調整は家庭でできる方法を紹介した。
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■関連書
『転作全書 雑穀』
『そだてて アワ・ヒエ・キビの絵本』
『健康食 雑穀』