書誌詳細情報
新特産シリーズ ニンニク

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新特産シリーズ ニンニク
この本のジャンル
解説
無臭・ジャンボタイプが話題の球ニンニクと今後注目の茎・葉ニンニクの栽培から加工までを一冊に。堆肥の肥料成分を含めた施肥設計と春先の灌水で根部の健康を保ち、生理障害は早期に診断・対処をして良品多収する
著者
大場 貞信(おおば さだのぶ)
1941年(昭和16年)北海道函館市生まれ。元青森県畑作園芸試験場研究調整監。 岩手大学農学部農学科卒業後、1964年(昭和39年)に青森県職員となり、青森県農業試験場、青森県農業試験場砂丘分場、青森県畑作園芸試験場に勤務し、ニンニク、ナガイモ、トマトなどの野菜の試験研究をおこなう。
主な著書に、『農業技術大系 土壌施肥編』の「ニンニク」、『新野菜つくりの実際 根茎際』の「ニンニク、ツルムラサキ、ナガイモ」(以上農文協)、『園芸ハンドブック』の「ナガイモ、ニンニク、ツルムラサキ、トレビス」(養賢堂)、『農業経営大事典AGLICANA9 原色園芸農作物図鑑』の「ニンニク」(学習研究社)などを執筆した共著がある。
目次
第1章 パワーのみなもとニンニクの魅力
第2章 ニンニクの基礎知識
第3章 ニンニク栽培と経営のポイント
第4章 ニンニク栽培の実際
I 球ニンニク栽培の実際
II 茎ニンニク栽培の実際
III 葉ニンニク栽培の実際(図4-33)
第5章 販売と加工・利用
解説(詳細)
●自著を語る
【消費者に安全なにんにくを供給して、豊かな食生活と健康に寄与できれば】
にんにくは各地に在来品種があり、全国で栽培ができます。また、食生活の洋風化によって球にんにく、茎にんにく、葉にんにくと利用の方法も多様化しています。
本書はにんにく栽培をはじめる入門書として、栽培の歴史から品種の特徴、栽培技術、加工利用方法を解説しました。また、現在、にんにくを栽培している農家にとっても安定生産が可能な、土づくりなどのポイントについても解説しています。
現在、中国から多くのにんにくが輸入されています。しかし、食品の安全性について国際的に問題となっています。本書が、国内産にんにくの栽培の拡大に役立つとともに、消費者に安全なにんにくを供給して、豊かな食生活と健康に寄与できればこの上ない喜びです。(2007/09/10 投稿)
著者執筆
「食品加工総覧(10)」のツルムラサキの項目、
『家庭菜園レベルアップ教室 根菜2』
「ニンニクの絵本」
などがある。
【関連書籍】
「最新農業技術 野菜vol.11」
「タマネギ大事典」