書誌詳細情報
なにわ大阪の伝統野菜

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なにわ大阪の伝統野菜
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解説
江戸以前から商業や海運が盛んで"食い道楽"の町として栄えた大阪は、江戸時代、各地に野菜の産地が生まれる。一時、畑にその姿が見えなくなった伝統野菜を評価し直して掘り起こし、現代にどう活かすか検討した書。
解説(詳細)
第一章 なにわ大阪伝統野菜のあらまし
はじめに
一 今なぜ大阪の伝統野菜なのか
二 大阪の伝統野菜とはなにか
三 「大阪の食い倒れ」の背景と意味
四 大坂庶民の食生活
五 大阪の伝統野菜はどこで作られていたか
六 近世末期から明治期の大阪野菜の生産
第二章 なにわ大阪伝統野菜の数々
ダイコン(大根)
カブ(蕪、カブラ)
ゴボウ(牛蒡)
レンコン(蓮根)
サトイモ(里芋)
クワイ(慈姑)
ニンジン(人参)
ナス(茄子)
キュウリ(胡瓜)
ユウガオ(夕顔、カンピョウ=干瓢)
シロウリ(白瓜、越瓜)
トウガン(冬瓜)
カボチャ(南瓜)
ミズナ(水菜、京菜)
オオサカシロナ(大阪白菜)
ネギ(葱)
チシャ(萵苣)
フキ(蕗)
ウド(独活)
ソラマメ(蚕豆・空豆)
エンドウ(豌豆)
タマネギ(玉葱)
キャベツ
第三章 なにわ大阪伝統野菜の流通
古代・中世・近世から明治期の野菜の流通
戦前・戦後の大阪野菜の流通
大阪伝統野菜の再評価と今後